ホスト様に拾われて



そっと耳にある、昨日もらったピアスに触ってみる。



昨日が夢なんじゃないかって思ったけど



ピアスがあるから、現実なんだって何回も…何回も確認する。






そんなあたしの様子に気付いた冬夜君が



急に無表情になった。





「それ、翔からもらったの?」



『え…あ、うん』




いつもより低い声…


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