ホスト様に拾われて



『じゃあ、お世話になりました』



荷物を持って



翔さんに別れを告げた。





見ず知らずのあたしなんかを泊めてくれたいい人だったなぁ。







なんて思いながら、手をドアノブにかけて開けようとした








…開かない。






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