殺人許可日
「雪子~、うちらと食べようよ」


千佳と早紀はハッキリ言って派手。

濃い化粧に短いスカート茶髪の髪。

ま、あたしも同じだけど。

彼女らに最近あたしは気に入られているようだ。

「ごめん、ゆいと食べるからさ」


「ー…ふ~ん」

彼女らがゆいをじろりと睨んだ。


「てか、なんでこんな地味な子と付き合ってんの?」

ゆいの肩がびくりと揺れる。


「…やめてよ、ゆいの事悪く言わないで」


「…ま、いいけどさ、あんたまで悪く言われるわよ?」


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