利緒菜と悠のラブ♥シアター
「おい!待てよ!」
「えっ…」
「いいたいコト言って逃げんのかよ」


やっぱり優しい。
龍也とは全然違うね。

「・・・」
「おまえなぁ。俺の気持ち知ってる!?」
「しらないょ」
「さっき、『私のこと嫌ったよねって言ったろ?なわけねーよ。」
「・・・」
「俺はお前が好きだ」
「えっ…?」
「何回も言わせんなって。はずかしいだろ。」
「・・・・っ!」



“俺はお前が好きだ”

そうやって言ってくれた。



泣いた。
声が押し殺されるほどに。
嬉しかった。
本当に幸せだ。





悠は私を家まで送ってくれた。

「ありがとう。また、あしたね」
「答え、聞いてねぇーんだけど。」
「あっ…」



嬉しすぎて答えてなかったんだ。
ちゃんしなきゃ。


「私でよかったら付き合ってください。」





チュッ



「っ////」


今…
キスしてくれた。
ヤバイ。顔がニヤケそう。
かわいい顔が台無しだ…/////

「じゃあな」

悠も照れてんじゃん。



私、次キスされたら我慢できないかも///
って男か私は←
明日がものすごく楽しみだ。
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