幼なじみのヤンキー王子





「いいじゃん!!秋の海もまたいいだろ。」




「ま、まぁ…。いいけど。」





亮馬となら別にどこ行ってもいいし。




なんちゃって。





私たちは電車に乗り込んだ。





「…混んでるね…。」




電車の中はぎゅうぎゅうだった。




「…そうだな。…んじゃ。」




亮馬は、


私に右手を差し出した。








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