幼なじみのヤンキー王子


「いーやいやいやいや~…??」



私はそう言って後ずさりする。




「いいじゃーん。俺と付き合ってよ~!!」




「む、無理ですっっ!!」



私はそう言いながら亮馬に目で助けを求める。



しかし亮馬は笑顔で私を見つめている。


まるで”付き合っちゃえよ”というような目で…。



ひ、ひどい!!



「と、とにかく無理ですから!!お先失礼しま~す…。」



私はそう言ってその場を走り去った。






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