幼なじみのヤンキー王子




「風太……。」




ゴメン。




ゴメンね…!!



「私…風太の気持ちには…
 応えられない…!!」



声が震える。



私達の間に沈黙が流れる。



その沈黙を破ったのは風太だった。




「…そっか。」





風太の優しい手が私の頭をポンッと撫でる。






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