幼なじみのヤンキー王子



「こっからの花火、ねねに見せたくてさっ!!秋の花火ってのもまたいいよなっ。」



と無邪気に笑う亮馬。



ねぇ…


そんな顔して笑わないで。



私、早く亮馬から卒業したいのに…。



そんな顔でそんなこと言われたら私……



もっと好きになっちゃうよ…??


気持ち、止まんなくなっちゃうよ…??


私は気づいたら無意識に亮馬に抱きついていて…。



「…っねね??」



亮馬は当然驚いている。










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