幼なじみのヤンキー王子



「ほらっ行くぞ??」


亮馬はそう言って私の手を握って歩く。


「ふぇ!?」


思わず変な声を出してしまう。




だ、だだだって…!!



手…!!



「り、亮馬…っ!?」



「…イヴだし??」


さっきと同じように笑う亮馬。



ねぇ…亮馬は私の気持ち知っててこんなことしてるんだよね??


手をつないでくれることは嬉しいよ…??



嬉しいんだけど…。





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