幼なじみのヤンキー王子





「…あいつは、ここのレディースしきってる番長の藍澤珠紀(タマキ)。
 すんげー強いらしいぜ。」




つ、強い!?






でも…そうには見えない…。





細いし、力なさそうだし…美人だし。





「話しがあるなら裏で聞くよ。…こっちに来な。」






私たちは、そうして倉庫の奥へと誘導された。





「…茶でも出してやって。」






「はい!!」







珠紀さんがそう言うと、女ヤンキーが私たちにお茶を出してくれた。









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