幼なじみのヤンキー王子



「…私はどうせ女として見られてないんだよ。
 幼なじみは…恋には発展しない…。」




私は俯きながら呟いた。





「…って、てか!!何で私あんたにこんなこと話してんだろ…!!
 ゴメン…!!
 今の、忘れて??」



私は急に恥ずかしくなり、とっさにそう言った。





「…言えよ。」






「…え??」




「辛いんだろ??…それなら全部吐き出せばいい。」





ドキッ




な、何よ…急に真剣になって…!!








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