アリス図書館
イオンがはなれるとぱっと振り向いたアリスは、無言でイオンを睨んだ。
「そんな涙目の顔で睨んでも、迫力ないよアリス。寧ろ襲いたくなるし」
「・・・うるさい。最悪ウサギ」
ははっと笑ったイオン。
「お褒め頂き光栄ですアリス様。
で、ご褒美」
一瞬執事に戻ったイオンだが、すぐに戻った。
「目、つむって・・・」
「ん」
おとなしく目を閉じたイオン。
「はぁ・・・」
アリスはゆっくりとイオンの頬に自分の唇を近づけていった。
「すきありっ」
チュッ−
「なっ!!?」
イオンはぱっとアリスのほうをみると自分からアリスの唇にキスをした。
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