アリス図書館





「なんで、俺を追いかけて来たの?」







「・・・興味があったから」







「本当に?」











イオンはニコッと笑いながらアリスを見た。












「・・・なんか、ひかれたから・・・かしら?」







「疑問系かよ!」









ぶはっと吹き出したイオン。











「なんなのよいったい」









イオンの反応がきにくわなかったアリスは、少しふて腐れた。











「なあアリス。これからもずっと図書館にいろよ」








アリスの目を真っすぐに見つめてイオンは言った。







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