ウォーターラブソング
「おぉ!助かった。さっそく仕事があるんだよ。体操服に着替えて来てくれ。」



『えっ…あの…』


私なんか気にせず部長はスタスタとプールに戻って行った。




『……二人共!!!私やらないからね!瑞稀は私が水嫌いなの知ってるでしょ?!』




「青ちゃん水嫌いなの?」



大和君のキョトンとした顔が今はウザイ。



「ごめん、青!この通り!…大和もやれよ。」


「お、おう。」



2人は私に向かって土下座した。



周りの人は私たちを見て驚いている。



『ちょっと!辞めてよ!!』



私はファンスを掴んで揺らした。





< 26 / 50 >

この作品をシェア

pagetop