ウォーターラブソング
「だーかーらっ!大丈夫だって♪」


瑞稀は白い歯を見せてブイサインをした。



本当は大丈夫じゃないでしょ?


目が笑ってないよ…。



私の前で無理しないで。




『瑞稀……ごめんね。』



私は抑えれず涙を流した。




「何泣いてんだよー。青は悪くないから。俺の不注意。」



瑞稀は優しく頭を撫でてくれた。




瑞稀ごめんね。


マネ失格だよ………。




「あっ!俺ちょい予定あるから今日は部活休むな。」



部活を休む?



あの瑞稀が部活を休む?!



よっぽど足が痛いのかなぁ…。




『わかった。先輩に伝えとく。』






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