ウォーターラブソング
『麗奈はどうする?』



「寝てるからそっとしとこうよ。」



私も麗奈のほうを見た。



美人な顔には不似合いなよだれが垂れてるし……。



気持ち良さそうに寝てるから麗奈抜きでサボることにした。







「で何があったの?」



屋上で苺ミルクを飲みながら芽衣が言った。


私はパックのミルクティーを飲んでいた。



『ん〜。対したことじゃないの。』




−ベチン−



『いったぁ〜!』



芽衣がデコピンした。



「ならなんでそんな顔するの?!」



私…どんな顔してたかな?



『うん…あのね〜…−−−』




私は芽衣に話した。





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