ウォーターラブソング
剥離骨折のことも朝練の後に私が言った言葉も。



「なるほどね。青羽は瑞稀君が好きなの?飛沫君が好きなの?」



『んなっ!な、な、なな何聞いちゃってんの!!!』


私は口からミルクティーを出した。



「やだ青羽汚い。」



そんな引かなくても…。




「ねぇ!どっちなの!!」



芽衣が目を輝かせてる。




『そんなの考えた事ないよ。』



だってただの幼なじみだもん。




「幼なじみって思ってるのよね?ならなんでそこまで瑞稀君に構うの?」



『幼なじみだから…?』



「疑問形になってるよ。やっぱそれは瑞稀君が好きだからじゃない?」




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