相反する感情を持つ雪乃と風春。
ひょんなことから始まったそんな2人の契約恋愛。
時に戸惑い、衝突しあいながらも徐々に惹かれていくお互いの気持ちの変化を実に、繊細にリアルに描いていて物語に引き込まれて思わず感情移入してしまいました。
悲しい運命に翻弄される2人。そして、迫るリミット。
だけど2人で過ごしたその時間は温かく優しく、そこには幸福が溢れていて真実の愛の形がありました。
涙なしでは読めないくらいに切ないお話。だけど、不思議とラストは心温まるそんな素晴らしい作品です。
ぜひぜひ、皆様も一読を。