もし、魔法が使えたら。

おっさんが人差し指を軽く振ると、木の棒みたいな物がどこからか飛んできた。


パシッとそれをキャッチすると、俺に向かって"木の棒"を構えた。



「ちっちきちー!!!!!」



・・・・・・・ちっちきちー!!?


おっさんがそう叫んだ瞬間、パーッと辺りが明るくなった。


俺は眩しくて目を閉じた。
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