もし、魔法が使えたら。

俺はその人影に駆け寄った。


「・・・・マミ・・?」

そこにいたのはマミだった。
映画館にいた服装のまま手足を縛られ
目隠しをされている。


「あ、やっぱりリョウヘイ・・なの?」


「・・ああ。つーかお前こんなとこで何してんだよ。」


「知らないっつの・・。てか、これはずしてくれる?」


「あ・・おう、分かった。」



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