もし、魔法が使えたら。
「あ〜スッキリ!!ありがと♪」
「てゆうか、なんでお前縛られてたわけ?」
「え〜なんか急に変なおばさんに腕掴まれて〜、むかついたから殴ったの。そしたら急に目の前真っ暗になって、気付いたらってかんぢ?」
「・・お前らしいわ。」
「・・あんたこそ何よ、その変な格好。」
「え・・」
すっかり忘れてた。
さっき安田のおっさんに着替えさせられたんだった・・。
「こ、これはさっき魔法で・・・」
「は?魔法?」
「え、お前知らないの?」
「・・・何言ってんのあんた。」
そうか。
マミは何も聞かされずに眠らされたから知らないんだ。
ビ〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!!!
「!!!!?」
「キャッ!!」
突然でかい音がした。
今度は一体なんだ?