せぴあな鼓動~せぴあなタメ息②~


「そう、なんだ。

そう聞くと、

急に体中が痛くなったような」


実際、

類の体は急にあちこちで悲鳴を上げだしていた。

「メンバーに知らせてくるわ。

あんたが失踪したって大騒ぎに

でもなってたら大変だから」


「あー」

類の頭には、

即友之の姿が浮かんだ。
 
いかーん。
 
友之にバレたらまた怒られる。


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