光のうみ
減らず口
買い物も、ホテルも、
街を二人でぶらつくのも
飽きていた。

男の子は、
いつも楽しそうだ。

いつまでもクリアー出来ない
DSのゲームと、
シール、焼きプリン
それだけあれば、
気分は上々。

泣きながら震える事も無い。

私達は、
定住する事にした。

出来たら、男の子を学校に行かせたい。

でも誘拐した私には、
その願いは叶わなかった。

そんな事、はじめから知っていたのに
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