星の帰る場所
公園までの道のりは なかなか長かった
次の日は 足がパンパンになって 体のあちこちが筋肉痛になった
“あーっ。腹減った”
公園中 響き渡る
最近は 竜が食糧を配給してくれないし 昨日はマズい焼きソバを食べ損ねた
仕方ない
仕方ない事だけど 腹は減るのだ
腹が減ったと何度も言ってると 少し離れた段ボールの家に住む おっさんが
“体でも売ってくりゃ 金が入るだろうが。 だけども オマエみたいな小汚ない女を誰が 抱くかなぁ”と笑って言いやがった
悔しくて “体ぐらい売ってやるよ”と捨て台詞を吐いて 公園から出た