悪魔の妹と天使の彼女
ミエルが時計に目をやった。
「あ!?ボク遊びの約束があったんだ。じゃあ、ボク行って来るね?お兄ちゃんがこの病院を出るまでには来るから。バイバイ。」
そう言って出て行った。
今思えば明日は俺の退院する日だった。
サリリと二人になった。
「二人になったな。」
「そうですね?いざ二人になると緊張しますね?」
「そうだな。」
全然会話が続かない。
「今日は用事ないのか?」
「今日はずっとフリーなので大丈夫です。」
ふとサリリの方を見ると本の袋が見えた。
「その袋なんだ?」
「あ、これですか?女の子が男の子をゲット出来る本ですよ?」
「女の子が男の子をゲット出来る本?」
モテてるサリリにそれが必要なのかと思った。
「これは女子中学生の間で結構流行ってるんですよ?私たちのクラスでも大半の女の子は持ってるんじゃないでしょうか?」
でも、モテるサリリには関係ないんじゃないか?」
「私にも思い人がいるんです。」
「そうなのか?学校で好きな奴でも出来たか?」
と意地悪そうに言った。
サリリはちょっと不機嫌だった。
「ごめん。」
「あ!?ボク遊びの約束があったんだ。じゃあ、ボク行って来るね?お兄ちゃんがこの病院を出るまでには来るから。バイバイ。」
そう言って出て行った。
今思えば明日は俺の退院する日だった。
サリリと二人になった。
「二人になったな。」
「そうですね?いざ二人になると緊張しますね?」
「そうだな。」
全然会話が続かない。
「今日は用事ないのか?」
「今日はずっとフリーなので大丈夫です。」
ふとサリリの方を見ると本の袋が見えた。
「その袋なんだ?」
「あ、これですか?女の子が男の子をゲット出来る本ですよ?」
「女の子が男の子をゲット出来る本?」
モテてるサリリにそれが必要なのかと思った。
「これは女子中学生の間で結構流行ってるんですよ?私たちのクラスでも大半の女の子は持ってるんじゃないでしょうか?」
でも、モテるサリリには関係ないんじゃないか?」
「私にも思い人がいるんです。」
「そうなのか?学校で好きな奴でも出来たか?」
と意地悪そうに言った。
サリリはちょっと不機嫌だった。
「ごめん。」