悪魔の妹と天使の彼女
俺はパソコンなら何か分かるかもしれないと思ってパソコン室に入った。
それから、記事を見たり、検索をかけたりしたがやはり有力な情報はなかった。
「これだけ探しても、分からないのかよ。」
と思いながらも探していると昨日と同じ写真が記載されていた。
それをクリックすると写真だけが画面に出て来た。
マウスを右クリックすると色々な項目が出て来たがその中に拡大と言うのがあった。
「これだ。」
と思い、拡大を押した。
しかし、はっきりは見えなかったがロングの女の子と言うのが分かった。
「なるほどな。じゃあ、これでレイトと言う線は消えたな。」
それで、パソコンの電源を落として、自分の病室に戻った。
「よう、久し振りだな。」
そこにいたのは俺の友達の川島良太だった。
こいつは学校一の女の子の情報網だと言われている。
「急にどうしたんだよ。」
「いや、一回くらい顔出さなきゃと思ってな。」
「サンキューな。」
「ところでさ？」
と目つきが変わった。
「何？」
「今、学校で一番モテてる女の子誰か知ってるか？」
「さあな。」
どっちでも良いのでそう言うと
「サリリちゃんだぜ？」
と言った。
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