悪魔の妹と天使の彼女
「結構余裕あるじゃん。」
「そんな事ないよ。」
「本当はサリリちゃんが告白してきたとか?」
俺はドキッとした。
「そんなわけないだろ!」
とちょっとムキになってしまった。
「そんなムキになる事ないだろう?」
「それともマジで告白されたの?」
「もうその話良いだろ?」
「逃げたか?」
「はあ・・・」
俺はふと時計を見た。
「良太は学校行かなくて良いのか?愛しの好きな子が待ってるんじゃないのか?」
と言うと
「マジだ。じゃあ、今日の16時な。」
と言って足早に学校に行った。
「やっと嵐が過ぎ去った。」
と思って横になった。
「サリリが結構人気?まあ、アイドル的存在だもんな。でも、本当にサリリは嫌がってないのか?」
そんな事をずっと考えていた。
すると、看護婦さんが来た。
「じゃあ、最終検査行きましょうね?」
「はい。」
俺は診察室に入った。
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