悪魔の妹と天使の彼女
「俺たちは付き合ってないだろ?そう言う発言は誤解を招くからあまり言わない方が良いぞ。」
「だって、好きなものはしょうがないじゃん。」
「ああ、それは分かったから。」
そんな事を話しているとドアが鳴った。
「和也さん、起きてますか?」
サリリだ。
日菜の方を見るとムッとしている。
「どうぞ。」
「失礼します。」
ドアを開けた。
「日菜も来てたんですか。」
「でも、良いじゃん。話があったんだしさ。」
「そうですよね。」
「じゃあ、ミエルを起こして来てくれる?」
「はい。」
サリリはミエルを起こしに行ってくれた。
「話って何?」
「それはみんなが集まってから話す。」
それから、数分すると眠たそうに目をこすりながらミエルが起きてきた。
「お早う、お兄ちゃん。」
「お早う。」
俺は真剣な顔で言った。
「今から大事な話があるから真剣に聞いてくれ。」
みんなも真剣な顔に変わった。

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