悪魔の妹と天使の彼女
と俺は優しく言った。
そうしている内に家に着いた。
「ただいま。」
と言っても誰も居なかった。
「まだミエル帰って来てないのかな?」
「そうみたいですね?」
「じゃあ、俺着替えて来るから。」
「はい。私も着替えて和也さんの部屋行きます。」
俺は自分の部屋に帰った。
すぐに着替えて作戦を考えていた。
するとドアが鳴った。
「和也さん、入っても良いですか?」
「良いよ。」
「失礼します。」
そう言ってサリリが入って来た。
サリリは遠慮がちに端の方に座った。
「もっとこっち座っても良いぞ?」
「いえ、ここで結構です。」
ちょっと沈黙が続いた。
その時、玄関のチャイムが鳴った。
「あ、俺出てくる。」
玄関に行くとルナが居た。
「いらっしゃい。」
それから、俺の部屋に行った。
「いらっしゃい、ルナ。」
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