悪魔の妹と天使の彼女
「だって、ミエルは学校にいたんだぞ?」
「くくく、ボクはどこにいてもお兄ちゃんを見ているんだよ?あの、悪魔のような天使から守るために。」
「サリリとミエルの間に何があったんだ?」
「そんな事、お兄ちゃんが知る必要ないよ。まあ、知りたいなら自分に聞いてみたら?」
その言葉に胸がドキッとした。
「自分に聞けって俺も何かしら関係しているのか?」
「それはボクが教える役目じゃない。ボクが何故来たかと言うとお兄ちゃんに天使には気をつけろって事を言いに来たんだよ。」
「サリリに・・・」
「そうそう、お兄ちゃんの最初の質問に答えてあげるね。」
「最初の質問?」
「そう、ボクが誰かって質問だよ。」
「おう。」
俺はどんな返事が返って来るかを待った。
サリリみたいに、サリリであって、サリリじゃないみたいな答えじゃない事を願って。
何故なら少しでもサリリとミエルの事を知りたいからだ。
「ボクはミエルであって、ミエルじゃない。そうボクの名前はネユカ。堕天使のネユカだよ。」
「ネユカ・・・堕天使?悪魔じゃないのか?」
「ボクは悪魔の出来損ないでもあって、天使の出来損ないでもある存在。」
「ミエルは悪魔だろ?」
「そう、ミエルは悪魔だがボクは堕天使。お兄ちゃんに裏切られてからボクは堕天使になったんだよ。」
「俺のせい・・・」
「くくく、ボクはどこにいてもお兄ちゃんを見ているんだよ?あの、悪魔のような天使から守るために。」
「サリリとミエルの間に何があったんだ?」
「そんな事、お兄ちゃんが知る必要ないよ。まあ、知りたいなら自分に聞いてみたら?」
その言葉に胸がドキッとした。
「自分に聞けって俺も何かしら関係しているのか?」
「それはボクが教える役目じゃない。ボクが何故来たかと言うとお兄ちゃんに天使には気をつけろって事を言いに来たんだよ。」
「サリリに・・・」
「そうそう、お兄ちゃんの最初の質問に答えてあげるね。」
「最初の質問?」
「そう、ボクが誰かって質問だよ。」
「おう。」
俺はどんな返事が返って来るかを待った。
サリリみたいに、サリリであって、サリリじゃないみたいな答えじゃない事を願って。
何故なら少しでもサリリとミエルの事を知りたいからだ。
「ボクはミエルであって、ミエルじゃない。そうボクの名前はネユカ。堕天使のネユカだよ。」
「ネユカ・・・堕天使?悪魔じゃないのか?」
「ボクは悪魔の出来損ないでもあって、天使の出来損ないでもある存在。」
「ミエルは悪魔だろ?」
「そう、ミエルは悪魔だがボクは堕天使。お兄ちゃんに裏切られてからボクは堕天使になったんだよ。」
「俺のせい・・・」