悪魔の妹と天使の彼女
どうしても気になって仕方なかった。
ふと思った事があった。
「堕天使って事は元は天使だ。サリリなら何か知ってるかも。」
と思ってサリリの部屋に行った。
ドアをノックする。
「どうぞ?」
俺はサリリの部屋に入った。
「どうしたんですか、和也さん。」
「ちょっと聞きたい事があるんだけど良い?」
「はい、何でしょう?」
とニコニコしている。
「知らないなら良いんだけどネユカって知ってる?」
その瞬間、顔色が変わった。
「どこで知ったんですか?」
「いや、知ってるかなと思って。」
「ごめんなさい、知りません。後、色々と用事あるので今日は部屋に戻ってくれますか?」
「変な事聞いてごめんな。また明日な。」
そう言って部屋に帰った。
しかし、確信した事があった。
「サリリはネユカの存在を知っている。」
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