悪魔の妹と天使の彼女
「当たり前だろ?消えられたら俺も困るしな・・・」
「そうか。じゃあ、また会おう。」
そう言ってその場に倒れた。
「大丈夫か?」
「ん・・・」
すぐに意識が戻った。
「お兄・・・ちゃん?」
「は!?」
すぐに起きた。
「ボクさっきまで何してたの?」
ミエルはネユカの存在を知らないのでとっさに誤魔化した。
「急に俺のベッドで寝ちゃったんだ。そしたら、ベッドから落ちてさ・・・」
「そうなんだ。何かベッド占領しちゃってごめんね。」
「良いよ。眠いものはしょうがないよ。」
それから少し話した。
「わ!?もうこんな時間だ。じゃあ、またね。」
「うん、気をつけて帰れよ?」
「はい。」
それでミエルは家に帰った。
俺はベッドに横になってネユカの事を考えていた。
「あの、怯えようは異常だった。あの勝気なネユカが怯える力って一体なんだ?」
そんな事を考えてるとドアが開いた。
誰かと思ってドアの方を見ると日菜だった。
「どうした?」
日菜は無言だった。
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