悪魔の妹と天使の彼女
「どけるわけないだろう?日菜もサリリも俺は好きなんだよ。だから、もうこんな争いやめてくれよ。」
俺は涙が込み上げてきた。
「和也・・・」
「ちっ、今日は気分が乗らないからこの辺で勘弁してやる。しかし、このままで終わると思うなよ?」
その時、
「良い身分ですね?」
とミエルが入って来た。
「何でミエルがここに?」
「何か強い魔力を感じると思ったら日菜とシアン様じゃないですか?」
俺はミエルの言った事が気に掛かった。
「シアンって誰だ?」
「あれ、まだ紹介してなかったんですか?」
と言って不適な笑みでクスクス笑い出した。
「ミエル、あんた!」
俺はハッと気付いた。
「お前はサリリじゃなくシアンって言うのか?」
「まあ、バレたならしょうがない。そう、私の名前はシアン。しいて、言えばサリリのもう一つの人格ってわけ。」
「何で、そのシアンが出てきたんだ?」
「この体で消されたら、私ごと消えてしまうから援護に来たってわけ。」
「サリリを庇ったって事か?」
「まさか!自分のためよ。」
今度はミエルが話しかけた。
俺は涙が込み上げてきた。
「和也・・・」
「ちっ、今日は気分が乗らないからこの辺で勘弁してやる。しかし、このままで終わると思うなよ?」
その時、
「良い身分ですね?」
とミエルが入って来た。
「何でミエルがここに?」
「何か強い魔力を感じると思ったら日菜とシアン様じゃないですか?」
俺はミエルの言った事が気に掛かった。
「シアンって誰だ?」
「あれ、まだ紹介してなかったんですか?」
と言って不適な笑みでクスクス笑い出した。
「ミエル、あんた!」
俺はハッと気付いた。
「お前はサリリじゃなくシアンって言うのか?」
「まあ、バレたならしょうがない。そう、私の名前はシアン。しいて、言えばサリリのもう一つの人格ってわけ。」
「何で、そのシアンが出てきたんだ?」
「この体で消されたら、私ごと消えてしまうから援護に来たってわけ。」
「サリリを庇ったって事か?」
「まさか!自分のためよ。」
今度はミエルが話しかけた。