悪魔の妹と天使の彼女
「じゃあ、何で急にサリリの中のシアンの心が表に出てきたんだ?」
「ボクもさっきからそれが気になって仕方ないんだよ。普通なら怒りや復讐心、妬みなどでもう一つの人格が表に出るって本で読んだ事があるんだけど、今回そんな事なかったでしょ?」
「どっちかと言うと日菜の方が怒りや復讐心を持ってたと思うけど。」
「ボクもあの魔力ですぐ分かった。もしかしたら、あの日菜に何か隠されてるのかもしれない。」
「何で、日菜はあそこまでサリリとミエルを狙うんだ?昔何があったんだ?」
ミエルは答えてくれなかった。
俺もそれ以上は何も言えないでいた。
ミエルが小さく言った。
「お兄ちゃん、これだけは言わして。サリリお姉ちゃんのもう一つの心が表に出たって事はお兄ちゃんの命も危ないって事だからね?」
「何で俺の命が狙われないといけないんだ?」
「お兄ちゃんは何かと悪魔に嫌われてるからね?」
俺はゾッとした。
「じゃあ、ミエルも俺が嫌いなのか?」
「まあ、他の悪魔程嫌いではないよ?」
「じゃあ、ちょっとは嫌いなのか?」
「まあ、多少・・・昔の事があるからね。でも、今のお兄ちゃんなら好きかも。」
と顔を赤くして言った。
「シアンを止める方法ってないのか?」
「シアン様は悪魔界でも最強だからね。」
「そうか・・・」
二人はまた悩み込んだ。
「ボクもさっきからそれが気になって仕方ないんだよ。普通なら怒りや復讐心、妬みなどでもう一つの人格が表に出るって本で読んだ事があるんだけど、今回そんな事なかったでしょ?」
「どっちかと言うと日菜の方が怒りや復讐心を持ってたと思うけど。」
「ボクもあの魔力ですぐ分かった。もしかしたら、あの日菜に何か隠されてるのかもしれない。」
「何で、日菜はあそこまでサリリとミエルを狙うんだ?昔何があったんだ?」
ミエルは答えてくれなかった。
俺もそれ以上は何も言えないでいた。
ミエルが小さく言った。
「お兄ちゃん、これだけは言わして。サリリお姉ちゃんのもう一つの心が表に出たって事はお兄ちゃんの命も危ないって事だからね?」
「何で俺の命が狙われないといけないんだ?」
「お兄ちゃんは何かと悪魔に嫌われてるからね?」
俺はゾッとした。
「じゃあ、ミエルも俺が嫌いなのか?」
「まあ、他の悪魔程嫌いではないよ?」
「じゃあ、ちょっとは嫌いなのか?」
「まあ、多少・・・昔の事があるからね。でも、今のお兄ちゃんなら好きかも。」
と顔を赤くして言った。
「シアンを止める方法ってないのか?」
「シアン様は悪魔界でも最強だからね。」
「そうか・・・」
二人はまた悩み込んだ。