悪魔の妹と天使の彼女
「そんなに私は憎い?」
「当たり前でしょ?」
「じゃあ、ミエルちゃんは何も悪い事してないって言うの?」
「うるさいなー」
ミエルは黒い玉を手で作ってサリリに投げつけた。
サリリはそれを天使の羽で受け止めた。
「急に何するの?」
「サリリお姉ちゃんにボクの気持ちが分かるわけないじゃない!」
と言ってまた手で黒い玉を作ってサリリに投げた。
今度は手で受け止めた。
その瞬間
「この程度か?弱いな!」
と言ってミエルに投げつけた。
「うわ!?」
ミエルは倒れこんだ。
すかさず、ミエルに馬乗り状態になった。
そして、
「お前は私に勝てない!今ここで消してやろうか?」
と言っていた。
俺はその時サリリじゃないと感づいた。
「おい、お前は誰だ!」
サリリはこっちに向いた。
「面白い事を言うな。私はサリリだよ?それ以外誰に見える?」
「お前はサリリの姿をした偽者だ!」
「お前は頭が良い。また逢おう!」
と言ってサリリは倒れた。
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