悪魔の妹と天使の彼女
結界
「悪魔も引き付けない?」
「そう、だから、シアン様も屋上で、レイトも屋上で出会ったでしょ?」
「そう言われてみれば。」
そこまで言われたら一つ疑問が出て来た。
「じゃあ、何でミエルはここに入れるんだ?」
「ボクは全部を兼ね備えてるから。」
「全部?」
「そう、天使も、堕天使も、悪魔もね。」
「でも、ミエルは天使じゃなくて堕天使なんじゃ?」
「そうだけど、生まれた瞬間は天使だよ?」
「そっか。」
と納得したがやはり良く分からない。
「ミエルイコール悪魔なんだからここに入れるわけないんじゃないか?」
「今は堕天使としての認識魔法を使ってるからギリギリ悪魔とは認識されないよ。」
「そうなんだ。」
でも、不思議な事もある。
あの日菜が俺を助けるために魔方陣を作ってくれるなんて。
日菜に感謝しているとミエルが話しかけてきた。
「でも、この魔方陣。まあ、別名結界とも言うんだけどこれはこの病院の中のみで有効だからね?」
「じゃあ、ここから出たら?」
「勿論、無効になるよ?」
「そんな・・・」
「だから、お兄ちゃんのこの結界の有効期限は後2日って事。」
「それを越したら?」
「そう、だから、シアン様も屋上で、レイトも屋上で出会ったでしょ?」
「そう言われてみれば。」
そこまで言われたら一つ疑問が出て来た。
「じゃあ、何でミエルはここに入れるんだ?」
「ボクは全部を兼ね備えてるから。」
「全部?」
「そう、天使も、堕天使も、悪魔もね。」
「でも、ミエルは天使じゃなくて堕天使なんじゃ?」
「そうだけど、生まれた瞬間は天使だよ?」
「そっか。」
と納得したがやはり良く分からない。
「ミエルイコール悪魔なんだからここに入れるわけないんじゃないか?」
「今は堕天使としての認識魔法を使ってるからギリギリ悪魔とは認識されないよ。」
「そうなんだ。」
でも、不思議な事もある。
あの日菜が俺を助けるために魔方陣を作ってくれるなんて。
日菜に感謝しているとミエルが話しかけてきた。
「でも、この魔方陣。まあ、別名結界とも言うんだけどこれはこの病院の中のみで有効だからね?」
「じゃあ、ここから出たら?」
「勿論、無効になるよ?」
「そんな・・・」
「だから、お兄ちゃんのこの結界の有効期限は後2日って事。」
「それを越したら?」