悪魔の妹と天使の彼女
「そう言えば、結界作ってくれたんだってな?ありがとうな。」
そう言うと、日菜は不思議そうな顔をした。
「えっと、和也が何言ってるのか分からないんだけど?」
俺はつい口を滑らして日菜に言ってしまった。
あの結界を作ったのは日菜じゃなく日菜の中にいるもう一つの人格なのに。
「いや・・・その・・・」
日菜は笑い出した。
「私が結界を?それは傑作だ。何なら、和也に他の女が付かない結界張ろうか?なんちゃって。和也って面白いよね。」
「何だよそれ。」
日菜は小さな声で言った。
「でも、私、和也の事嫌いじゃないよ。」
「え!?」
日菜は顔を赤くして言った。
「もう、和也はそう言うとこ鈍いよね?」
「何だよ。言ってくれても良いだろ?」
日菜は耳元で言った。
「私、和也の事好きだよ?」
「へ!?」
俺は何と言って良いか分からなかった。
「あはは、返事は今じゃなくても良いけど今度どこかで会ったら返事ちょうだい。」
「おう。」
告白されたせいか分からないけど妙に日菜を意識してしまう。
「じゃあ、私は帰るとしますか。」
「って、日菜は何も食べてないだろう?」
そう言うと、日菜は不思議そうな顔をした。
「えっと、和也が何言ってるのか分からないんだけど?」
俺はつい口を滑らして日菜に言ってしまった。
あの結界を作ったのは日菜じゃなく日菜の中にいるもう一つの人格なのに。
「いや・・・その・・・」
日菜は笑い出した。
「私が結界を?それは傑作だ。何なら、和也に他の女が付かない結界張ろうか?なんちゃって。和也って面白いよね。」
「何だよそれ。」
日菜は小さな声で言った。
「でも、私、和也の事嫌いじゃないよ。」
「え!?」
日菜は顔を赤くして言った。
「もう、和也はそう言うとこ鈍いよね?」
「何だよ。言ってくれても良いだろ?」
日菜は耳元で言った。
「私、和也の事好きだよ?」
「へ!?」
俺は何と言って良いか分からなかった。
「あはは、返事は今じゃなくても良いけど今度どこかで会ったら返事ちょうだい。」
「おう。」
告白されたせいか分からないけど妙に日菜を意識してしまう。
「じゃあ、私は帰るとしますか。」
「って、日菜は何も食べてないだろう?」