悪魔の妹と天使の彼女
「じゃあ、堕天使の力で入れるってどう言う意味?」
「サリリお姉ちゃんもシアン様って別人格があるけど入って来れたでしょ?」
日菜のもう一つの人格は考えていた。
何かを思いついたかのように口を開いた。
「もしかして、私の結界はまだ未熟なの?」
「いや、あなたの魔力は凄く強いものだったよ?でも、結界自体が消えつつあるの?魔力って言うのは決してずっと継続ってわけじゃないの。だから、結界を作っても絶対にいつかは消える。今現段階で結界の魔力は消えつつある。そう言う結果からボクたちがここに入れたんじゃないかと思うんだけど。」
「じゃあ、もう一回作って和也を守るんだ。」
そう言って何やら呪文を唱えだした。
「ちょっと待てよ。」
俺は口を開いた。
「何?」
「お前が俺を助けてくれるのはありがたい。でも、名前も何者かも知らない奴に守られたくないんだよ。」
日菜ももう一つの人格は呪文を言うのをやめた。
そして、黙り込んだ。
ミエルがちょっと心配そうな顔で言って来た。
「お兄ちゃん、ちょっと言いすぎじゃない?」
「ううん。私が間違ってた。確かに、和也が私に助けられる理由がないもんね。良いよ。私の事言うわ。まず、私の名前はルナ。堕天使族。私が和也を守る理由は和也の事が好きだからだよ。」
「俺を!?」
「うん。」
「サリリお姉ちゃんもシアン様って別人格があるけど入って来れたでしょ?」
日菜のもう一つの人格は考えていた。
何かを思いついたかのように口を開いた。
「もしかして、私の結界はまだ未熟なの?」
「いや、あなたの魔力は凄く強いものだったよ?でも、結界自体が消えつつあるの?魔力って言うのは決してずっと継続ってわけじゃないの。だから、結界を作っても絶対にいつかは消える。今現段階で結界の魔力は消えつつある。そう言う結果からボクたちがここに入れたんじゃないかと思うんだけど。」
「じゃあ、もう一回作って和也を守るんだ。」
そう言って何やら呪文を唱えだした。
「ちょっと待てよ。」
俺は口を開いた。
「何?」
「お前が俺を助けてくれるのはありがたい。でも、名前も何者かも知らない奴に守られたくないんだよ。」
日菜ももう一つの人格は呪文を言うのをやめた。
そして、黙り込んだ。
ミエルがちょっと心配そうな顔で言って来た。
「お兄ちゃん、ちょっと言いすぎじゃない?」
「ううん。私が間違ってた。確かに、和也が私に助けられる理由がないもんね。良いよ。私の事言うわ。まず、私の名前はルナ。堕天使族。私が和也を守る理由は和也の事が好きだからだよ。」
「俺を!?」
「うん。」