ケイカ -桂花-
放課後を待ちわびて、いそいそとケイの店へ向かう。
昨日は一応「ヒマだったらねー」と返事しておいたが、学校以外に私に用事なんてない。
その学校だって、ケイが来いと言えばあっさりそっちに行くだろう。
その日ケイは「明日も」とは言わなかったけれど、次の日、当然のように行った。
その次も、その次も。
忙しい日も、ヒマな日もあったが、ケイは私を追い返したりはしなかった。
ケイの店に行くのは、私の日課となった。
もう、ヒマだからとかお小遣いが無いからとかいちいち理由を付ける必要も無い。
お母さんには、友達と勉強、で通しているが、そろそろ次の言い訳を考えないとな。
オヤジは・・・、何か言いたそうな顔してるけど、取り合えず無視で。
昨日は一応「ヒマだったらねー」と返事しておいたが、学校以外に私に用事なんてない。
その学校だって、ケイが来いと言えばあっさりそっちに行くだろう。
その日ケイは「明日も」とは言わなかったけれど、次の日、当然のように行った。
その次も、その次も。
忙しい日も、ヒマな日もあったが、ケイは私を追い返したりはしなかった。
ケイの店に行くのは、私の日課となった。
もう、ヒマだからとかお小遣いが無いからとかいちいち理由を付ける必要も無い。
お母さんには、友達と勉強、で通しているが、そろそろ次の言い訳を考えないとな。
オヤジは・・・、何か言いたそうな顔してるけど、取り合えず無視で。