ケイカ -桂花-
「勝った」に似た優越感
学校で意識してしまうのは、意外にも、宮崎ではなく自分自身だった。
宮崎が私の事を見ているんじゃないかとか、返事を聞きに来るんじゃないか、とか思うと気が抜けない。
昨日の今日でそれはないと分かってるけど、どうもダメだ。
まだ午前中なのにもう疲れてるし。
同じクラス内でつきあってる人とかって、いつもこんなんなのー?
1週間そんな調子だった。
あれ以来、宮崎とは話していない。
なぜこの時代に?って思うけれど、携帯番号もメールも交換していない。
だから、本当に接触ゼロ。
待ってる、って言われてるし、私から言いに行くしかない。
もちろん答えは「YES」だ。
さりげなく放課後に残ってみたけれど、宮崎がいる事はなかった。
答えは「YES」なのにー。
宮崎が私の事を見ているんじゃないかとか、返事を聞きに来るんじゃないか、とか思うと気が抜けない。
昨日の今日でそれはないと分かってるけど、どうもダメだ。
まだ午前中なのにもう疲れてるし。
同じクラス内でつきあってる人とかって、いつもこんなんなのー?
1週間そんな調子だった。
あれ以来、宮崎とは話していない。
なぜこの時代に?って思うけれど、携帯番号もメールも交換していない。
だから、本当に接触ゼロ。
待ってる、って言われてるし、私から言いに行くしかない。
もちろん答えは「YES」だ。
さりげなく放課後に残ってみたけれど、宮崎がいる事はなかった。
答えは「YES」なのにー。