【完】ひまわりと太陽。

「ご…ごめんなさい…私…」



麗美ちゃんは涙を見せて訴えた



「太陽君のこと好きで…だから…この子が邪魔で…」



「邪魔?アオちゃんが?それは麗美ちゃんの都合でしょ」



「…」



「好きになってもらえる努力もしないのに好きになってもらえるわけないじゃん」



秀君はそういって私の手を引いて学校の中へと入っていった



玄関で秀君は私を力強く抱きしめた



え…!?



頭が上手く回らない



何が起こってるの?



「ゴメン…もっと早く来れなくて…」



秀君は自分を責めるようにそういった



「違うの…秀君のせいじゃないよ」



私は弱々しい笑顔を見せた



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