【完】ひまわりと太陽。

秀君は私から離れ目線を合わせた



瞳は真っ直ぐで私はそらす事が出来ない



「アオちゃん…」



「はい…」



秀君の呼びかけに私は答える



何だろう…



「あ、のさ」



急に小さくなった秀君の声



「気づいてるかもしれないけど…」



5秒ほどの間があく



秀君の顔は真っ赤に染まった



え…?



私は胸元を抑えた



もしかしたら見えているのではないか、



そう思い確認したが秀君のブレザーでキレイに隠れている



「アオちゃんまじめに聞いて。」



「あ、はい…」



「俺はアオちゃんが好きなんだ」



< 182 / 425 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop