【完】ひまわりと太陽。

そして授業中



隣で太陽君はめずらしく起きていた



「そんな俺っていつも寝てる?」



「えっ!」



「…聞こえてるから」



心の中で言っていたはずなのに…



私は声に出していたらしい



「ゴメン…」



「いや、本当のことだし?(笑)」



「あはは…」



それでいいのかなぁ…



「俺も長男だからね!頑張らないと!!」



太陽君はイスに足をのせそういった



たくさん妹と弟いるもんね…



いいなぁにぎやかで



「何?何の話してるの?」



美沙ちゃんと秀君がひょこっと顔を出す



「いや、将来について?」



「太陽君まで!!なんなの皆して!!」



美沙ちゃんは首を横に振った

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