【完】ひまわりと太陽。
「だ・・・大丈夫ですか!!??」
倒れている人の体を思いきりゆすった
「アオちゃん・・・そんなにゆすんない方が・・・」
秀君は私の隣でボソッとしゃべった
「うん。あたしもそう思う・・・」
「えっ!」
私は揺するのをやめパッと手を離した
「いたた…」
倒れていた人が目を覚ました
「あっ…だいじょう…」
あたしは目を疑った
倒れていた人は男の子で、
キンパツに茶色のメッシュ
大きな、茶色の目に
スッとした鼻
まるで…
ひまわりみたいな人だった