【完】ひまわりと太陽。
目を覚ますとそこは医務室っぽかった
手には男の子からもらった飴が握られていた
味は“はちみつレモン”
私はその飴をパクッと口に入れた
「おいしい♪」
わたしはそんな独り言をつぶやいていた
そーいえば名前聞いてないなぁ・・・
私たちと同じくらいの歳だよね?
髪キレイだったし・・・
もう会う事もないんだろうけど
「あっ!アオ起きてる!!」
ちょうど美沙ちゃんと秀君がゴミ広いから戻ってきた
「アオ大丈夫?」
美沙ちゃんは私を抱きしめた
「大丈夫ー」
「よかったー」
「アオちゃんなんか飲む?」
「平気だよ」
私はまだ男の子が頭から離れなかった