【完】ひまわりと太陽。
「家のコト?」
「うん・・・いい話ではないんだけど・・・」
私は指をイジりながらそういった
あまり人に話したくはない・・・
中には軽蔑する人もいるだろう
でも、お父さんが悪いわけでも私が悪いわけでもない
私は、そう信じてる
「いいよ、聞く。その後俺の話しも聞いてくれる?」
「・・・・・・うん」
私は小さく頷いた
太陽君の瞳はとても寂しそう
「じゃあ、葵から話して?」
「あ、うん・・・」
私は重い口を開いた