【完】ひまわりと太陽。
家族、とは
私はジュースに手を伸ばし一口飲んだ
ジュースをテーブルの上に置いた
太陽君も帽子をとりバックに入れた
「・・・ずっと聞きたかったことがあるんです」
太陽君は口を開いた
ふと手を見ると震えているのが見える
私はその手を握った
「どうして俺を捨てたんですか?」
そう太陽君が尋ねると太陽君のお父さんは頭を下げた
「本当にすまなかった!!」
私と太陽君はその姿にビックリ
「悪かったと思ってる・・・まだ2歳のお前を・・・でもあの時はしょうがなかったんだ」
太陽君のお父さんは頭をあげようとしない
太陽君のお母さんも頭を下げた
「太陽にはたくさん寂しい思いをさせたわね・・・」
太陽君のお母さんはそういって全てを話した