【完】ひまわりと太陽。

家につくとお父さんが待っていた



そして「寄って言って」といって太陽君を家に入れた



リビングでじゅうたんの上に正座をする太陽君



太陽君は凄くドキドキしている様子



「え、と向日葵さんとつき合わせていただいている三嶋太陽と申します」



「知ってるよ。転勤のこと・・・ありがとう」



そういってお父さんは頭を下げた



「あ、頭下げないで下さい!」



「そんな訳には・・・葵が無事に卒業できて良かった」



「はい・・・俺こそ、葵さんのことこんないい子に育ててくれてありがとうございます」



「私はほとんど何も・・・葵には迷惑をかけすぎた」



そんなふうに思ってたんだ・・・



「そんな事ないと思います。あ、今度は葵さんをもらうときにまた挨拶をしに来るので」



太陽君・・・・・・



嬉しすぎるよ・・・



「ははっ。泣いてしまうかもな。まぁ息子が出来て嬉しいよ」



「ありがとうございます」



次は太陽君が頭を下げた



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