【完】ひまわりと太陽。
「ふぅん…まあ時間も時間だから帰ろうか」
美沙ちゃんは空を指差した
もう真っ暗になっていた
「…早いな」
秀君はボソッとつぶやいた
来たのは午前中だったのに…
そんな長い間迷子になってたかな?
「結局ジェットコースターしか乗ってないね」
「おまっ…アオちゃんは1つも乗ってないんだぞ」
「あっ!ゴメンねアオ」
美沙ちゃんは私の頭に手をのせた
「ううん。別にいいよ」
楽しかったしね!
「また3人で来ようね!」
「まぁ、残りの夏休みは勉強しないとだけど」
怪しい笑みを浮かべる秀君
美沙ちゃんその言葉に耳をふさぐ
「うっ…それを言わないで」
私はその姿を笑ってみていた