【完】ひまわりと太陽。

「おっ!三嶋と向日は知り合いか!」

そういって大きく口をあけて笑う先生

“ひま”については何も言わないんだ…



でも髪の色とかいいのかな?

私と太陽君はお互いに目を合わせる



「ま、三嶋自己紹介を」

先生はチョークを太陽君に渡した



「あ、はい」

そういって黒板に丁寧な字で“三嶋太陽”と書いた

「三嶋太陽です。卒業まで残り短いですがよろしくおねがいします」

そういってニコッと笑った

その笑顔に「きゃー!」と声を上げる女子

「まぁ、そういうことだ。仲良くしてやってくれ」



先生は太陽君の頭を叩いた

こんな偶然あるのでしょうか…

私は驚きを隠せなくて呆然と太陽君を見つめた



< 69 / 425 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop