【完】ひまわりと太陽。
「おっ!三嶋と向日は知り合いか!」
そういって大きく口をあけて笑う先生
“ひま”については何も言わないんだ…
でも髪の色とかいいのかな?
私と太陽君はお互いに目を合わせる
「ま、三嶋自己紹介を」
先生はチョークを太陽君に渡した
「あ、はい」
そういって黒板に丁寧な字で“三嶋太陽”と書いた
「三嶋太陽です。卒業まで残り短いですがよろしくおねがいします」
そういってニコッと笑った
その笑顔に「きゃー!」と声を上げる女子
「まぁ、そういうことだ。仲良くしてやってくれ」
先生は太陽君の頭を叩いた
こんな偶然あるのでしょうか…
私は驚きを隠せなくて呆然と太陽君を見つめた